2020年モデル 新型フィット HOME(GR3)納車後インプレ

FIT4 HOME が納車されたので、早速あれこれカスタマイズ中。

ホンダ車(特に純正ナビ装着車)はもう電装品のかたまりで、ハンドル操作からサイドブレーキまでコンピュータ制御になっている。だから自分仕様にカスタマイズでき、それがめちゃくちゃ楽しいのである。

 

ちなみに HOME+純正ナビVXU-205FTi+ナビ連動型ドラレコの組合せ。本当はクロスターが欲しかったのだが、早くて7月になると言われて諦めた。

 

さて、私がやったカスタマイズの内容はこんな感じ。

 

●「リアDEあんしんプラスの警告=最大」

カメラが常に後方監視し、自車の斜め後方を併走する車両がいた場合にアイコン表示で警告、さらにそれを無視してウインカーを出すと「そっちにクルマかバイクか自転車か、死角に何か居るけど大丈夫??」という意味でBEEP音が鳴るシステム。ディスプレイ警告だけにする事もできるが、もちろんアラーム有に設定。

 

ちなみにリアDEあんしんプラスは、駐車場からバックで出庫する際、左右から近付いてくるものがあっても同様にアラームを出してくれる。

 

●「ハンドルの音量調整ボタンをナビの縮尺ボタンに割り当て」

前モデルから引き続き、ハンドルに付いているボタンの機能を他の目的に割り当て直す事ができる。今回のナビには物理的にボリュームノブ(回すやつ)が付いていて、音量調整は見なくてもサッと出来るから、ハンドルにあった音量ボタンは「ナビの縮尺+-」に割り当てた。ちなみに「前の曲・次の曲」「ラジオ選局」ボタンはそのまま。

 

エアコンなどもそうだが、目で見ないと操作できないタッチパネルはクルマには不向きなデバイスだと思う(旧フィットのエアコンはタッチパネルだった)。オーディオ、エアコンなど全部ロータリーノブにしたのは大正解。

 

●「マルチディスプレイから不要なものをカット」

今回、スピードメーターが巨大な1枚の液晶パネルになり、速度だけでなく「カメラで検出した道路標識」とか「ナビの曲がり角案内」とか色々表示する。その中であまり使わなさそうなもの(燃費履歴なんかどうでもいい)をOFF。ちなみに通常はオーディオ表示で使っており、速度の下には今かかっている曲名とアーティスト名が出る。

 

●「速度超過アラーム=OFF」

HONDA SENSING の前方カメラで道路標識を常に認識し、メーター内に表示してくれる事は前にも書いたが、今回はさらに「カメラが認識した制限速度を一定以上上回ると警告」なんて機能も付いた。15キロオーバーで警告、みたいな感じで設定できるが、ちょっと鬱陶しいのでOFF。

 

●「HONDA TOTAL CARE のマイページで良く行くスポットを片っ端から登録」

ナビが通信回線を内蔵していてマイページと連動。なので地点登録はクルマの中ではなく、自宅のPCで出来る(同期する)。Googleで検索して地点登録。カーナビのアホな仮名漢字変換じゃなくATOKでサクサク登録できるのは最高に便利。

 

●「ワンタッチウインカー=OFF」

ウインカーにちょんと触ると3秒間カチカチ光るやつ。ホンダに限らず最近のクルマに多い機能なのだが、車線変更を思い留まった時はウインカーをすぐ消したいのでOFF。

 

●「自動ドアロック=OFF」

ハンズフリーのキーを持ってクルマから出ると、一定時間後(デフォルト60秒)に自動ドアロックがかかる機能。こんなものに頼るとレンタカーで閉め忘れがありそうなので、便利だが泣く泣くOFF。

 

●「車体の時計を24時間表記に」

フィットの車体に付いている時計は、カーナビと連動するので(常に誤差1万分の1秒以内)そもそも時刻合わせ機能ががない。なので設定できるのは「12時間表記・24時間表記・OFF」のみ。

 

●「オートハイビーム=OFF」

こんなのは自分でやります。ハイビームにするかどうかは周辺状況によると思うぞ。

 

●「駐車中ドライブレコーダー=衝撃センサー録画のみON」

駐車中もしばらく全録画するモードもあるんだけど、必要ないと思うのでOFF。クルマに何か振動が加わったら録画開始するモードを選択。その際の「振動センサーの強さ=MAX」に。当て逃げは勿論、カバンをぶつけたりしても録画する。

なお録画されたデータはナビ画面で見ることも出来るが、WiFi経由でスマホで見たり、ダウンロードして保存したりも可(スマホドラレコ・アプリを入れておく)。

 

●「室内灯が消灯するまで=15秒」

これも今では常識的な装備だけど、乗り込んでドアを閉めてもしばらく室内灯が点いている。これ結構恥ずかしいので最短に設定。

 

●「先行車両発進アラームを最高感度に」

信号待ちで前のクルマが動き出したとき、ポーンと軽い音で知らせてくれる機能。便利なので常にON。

 

 

他にまた何か気付いたら書き足しておきます。

 

 

 

 

 

新型フィット・ハイブリッド(FIT4)の取扱説明書から読み取れる事

まだ試乗車には乗れていないが、公式サイトから取扱説明書をダウンロードできるので、そこから読み取れる進化をまとめてみた。

 

<操作系>

●シフトレバーが普通のストレート型になった!!!!

すばらしい。旧型のジョイスティック型は、インジケーターを見ないとギア位置が分からないので危険極まりなかった。(高齢者がプリウスで事故る原因の何割かはこのジョイスティンク・シフトだと思う。トヨタも同じ事を考えたのか、新型ヤリスで普通のストレートシフトに戻している。)

●エアコンもタッチパネルからツマミに戻った。これでやっと「見ずに温度調整ができる」ようになる。

●第二世代までのフィットが備えていた「ドアロック連動給油口」が復活したっぽい。これはドアロックを解除すると外から給油口を開けられるというもので、ガソリンスタンドでの一手間が無くなるスグレモノ。

●通信機能付き純正ナビ装着車だけかも知れないが、天井に緊急通報ボタンが付いている。煽り運転などで役立ちそうな装備。

 

<カスタマイズ系>

●あのウザいワンタッチ・ターンシグナル(レバーをちょんと触っただけで3秒館ウインカーが点滅する機能)をOFFできるようになった。すげー嬉しい。鬱陶しかったんだもん。

●インテリアライト(キーON/OFFした時しばらくルームランプが点いている時間)を60秒・30秒・15秒に切替

●オートハイビーム ON/OFF 設定可。アダプティブLEDアレイじゃないのに自動化する意味がわからんので当然常時OFFだろう。

●解錠してしばらくドアを開けなかったら「押し間違いじゃね?」と判断して再びロックしてくれるまでの時間=30秒~90秒で調整可

●ホンダセンシング名物、カメラで読み取った道路標識をメーター内に表示してくれる機能の中に「速度標識を読み取って速度超過してたら点滅」というのがあるんだけど、これも ON/OFFできるようだ

●前のクルマが走り出したらポーンと音が鳴るやつは継続採用。これめっちゃ便利

●メーター内にある時計(いわゆるクルマの時計)だが、カーナビがあれば不要なので表示をOFFできる。これはいい。狂った時計は精神衛生上よくない。ちなみに純正カーナビを装着すると、車体側の時計はナビ時刻=人工衛星から送られてくる誤差1万分の1秒の時計と連動するのぜ絶対に狂わないんだけどね

 

<細かいこと>

●ルームランプがLED or 白熱灯、シャークアンテナ or マイクロホイップなど細かい仕様の違いがある。ハイブリッドは(実質的に電気自動車なので)ほぼLED化されているが、ガソリンモデルはそうでもないので注意。

●センターコンソールに充電用USB端子が2個(前席からも後席からも使えて便利)。2.5AあるからiPadでもOK。

●Qiワイヤレス充電機はダイソーで買えば数百円なのに、純正品は2万円もする。ラジオに影響しない充電周波数に調整できたりするようだ・・・が、幾ら何でも高い。

●電動パーキングブレーキなので、アクセルを踏んで正しく走り始めれば自動的にパーキングブレーキは解除される。さらに言うと「走行中も強制的にパーキングブレーキを効かせる」事も出来るようだ。実際にアメリカで運転手が気を失い助手席からパーキングブレーキを引いて緊急停止し助かった事件があったが、要は運転手以外でも操作可能なブレーキはこれだけなので必要なのだろう。ちなみにレバーの時と同じく「無理やり引き続けるとブレーキがかかる」仕組み。うっかり間違って操作する心配は無さそうである。

 

 

 

 

Studio One 4 Professional + Notion 6 バンドル版をダウンロードするには?

最近話題のDTMソフト、PreSonus 社の

Studio One 4 Professional + Notion 6 バンドル版を購入。

Cubaseシリーズを作った元 Steinberg 社のスタッフが独立してゼロから作り直したと言われるだけあって、音は良いしサクサク動くし、とにかく使いやすい。楽譜作成ソフトの Notion と連携する事で本当に何でも出来てしまう。

一番気に入った点が、Cubase と違って USB ドングル無しで動くこと。

前に Ability の認証コードを入れたドングル(USBメモリ)が壊れ、アプリの権利を棒に振った経験から、物理的ドングルには不信感しかないのである。

その点 Studio One は同時に5台までインストールが許されており、PreSonus 社のアカウント上で認証の ON/OFF が自在に出来るから安心なのだ。

 

さて、ここからが本題。

Studio One 4 Professional は、あとわずか数千円足せば Notion 6 バンドル版(ダウンロード販売のみ)が買える。前述の通り素晴らしい楽譜ソフトであり、楽譜入力したものを音源で聞いたり、逆にDTMで作成したものをフルスコアに落とし込んだり自由自在なのだが、ここで一度つまづいたので記録しておきたい。

日本正規代理店の MI7 でクレジットカードを打ち込むと、メールで認証コードが届く。しかしダウンロードボタンが無い。どこにも無い。

実は、ダウンドード自体は MI7 のサイトではなく、メーカーである PreSonus 社から行う。PreSonus アカウントを作り、そこで(先ほど届いた)認証コードを打ち込んではじめてダウンロードが可能になる、という手順。

判ってしまえば簡単なんだけど、最初は慌てた。

 

ちなみに PreSonus の製品ダウンロードページには、拡張音源や各国語のマニュアル(当然日本語もある)、サンプル曲などがどっさり入っている。